福建土楼とゲストハウス
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広東省広州から近い世界遺産を探してみると、1.マカオ 2.開平の望楼群があります。
この二箇所は去年行ったので今年は「福建土楼」に行くことにしました。
つまり、とりあえず世界遺産には行ってみようという一般観光客の心理です。

福建土楼(客家土楼)は2008年に世界文化遺産に登録された場所です。
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土楼は一族郎党が丸い(方形も有る)要塞のような砦を築き、その中を縦割りアパートのようににして、外敵から身を守りながら共同生活をする場所のようです。
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この土楼が世界遺産に登録されとことにより、地方政府は喜び、地元住民も期待に胸が膨らんだことでしょう。
例えばこんな感じだったかな。
*税金を注ぎ込んで、地域を活性化しよう。
*施設を囲い込み、観光客に高い入場料を払ってもらい地域の収入を増やしましょう。
*世界中から観光客が訪れるので、宿泊施設を建設しよう。
*沢山の地方公務員を採用し、土楼の保護と活性化を両立しよう。

世界遺産登録から6年経った今の現実は、建てたけど、入らなかったテナントの長屋群と宿泊施設?
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ほとんどの観光客はアモイからの日帰りで、有名施設だけ数時間見て帰る客が圧倒的で、宿泊してじっくり観光する客は少ない。
観光客相手の商売の人は数少ない宿泊客を相手に出来るだけボッタくることで生計することに慣れている。
結局、こんな負の連鎖が始まり、訪れる客をひたすら待続け、来た宿泊客から高い金を巻き上げる観光地と化して、評判を落としていった結果なのでしょうか。
なんだか、寂しいテーマパークと化して、暇そうに沢山いる地方公務員と、昔は賑やかだっただろうと思われるゲストハウス群をみて、なんだか侘しい世界遺産見物となりました。IMGP0107.jpg
世界遺産登録は、即観光地化で観光収入が入ると妄想を抱いている組織と現実を垣間見た旅行でした。
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写真の看板、背包客とはバックパッカのことでしょうか。





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